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UK出張に来ました!② ロンドン編

June 02, 2015

UK出張レポートの第2弾です。6月1日月曜日、リバプールからマンチェスター空港までTAXIで移動しロンドン、ヒースロー空港に向かいます。

ロンドンの天気は快晴。空港から市内へはロンドンタクシーで移動します。以前はドイツやイタリアなど欧州の国への出張の際にはロンドンをハブに移動していたので、かなり頻繁に訪れていたのですが久しぶりのロンドン滞在に期待が高まっていきます。

今回はリッツホテル・ロンドンに1泊します。映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台でも有名ですね。ロンドンに滞在する際には大好きなリチャード・カーティス監督のラブコメ作品(「ラブ・アクチャリー」「アバウトタイム」など)の世界観に浸ってしまいます。

ホテルリッツ・ロンドン
ホテルリッツ・ロンドン

「ノッティングヒルの恋人」のエンディングのシーンで、ヒューグラントと友人がカジュアルなシャツ、ポロシャツ姿でジュリアロバーツが滞在するホテルに飛び込みコンシェルジェから彼女の居場所を聞き出す心温まるシーンがありますが、ホテルリッツには、ドレスコードがあり本来は男性はジャケット、ネクタイを着用していないと入館することができません。そのことを知っていると映画で描かれているホテル・コンシェルジェのゲストに対する、とても温かい人情がより一層理解でき心に響きますね。

右側の彼がロンドンで一番有名なコンシェルジェ。映画のシーンにも出ています。
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英国の社会では礼儀(国際プロトコル)が厳しく問われます。いくら仕事の能力が高くても、紳士淑女の立ち振る舞いができない人はビジネスで相手にしてもらえません。グローバルに活躍するには、英語力やコミュニケーション力も大事ではあるけれども、本当に必要な基本の「き」は紳士淑女にふさわしい教養だと思います。大学生の皆んなにも、是非英国を訪れて体験的に学んで欲しいと思います。

滞在中はコンシェルジェにいろいろとお願いします
滞在中はコンシェルジェにいろいろとお願いします

ロンドンの夜は、ミュージカル!今回は、ロンドンの友人に勧められて「シンガーソングライター、キャロルキングの半生を描いたミュージカル”Beautiful”を鑑賞しました。 beautifulonbroadway.com

Aldwych Theatre
Aldwych Theatre

キャロルキングも、これまた大好きな女性歌手で、「君の友達・You got a friend」は聞くたびに涙が込み上げてしまう名曲です。彼女は日本でいうと「中島みゆき」が当たるかもしれません。このミュージカルには白髪のシニア夫妻がたくさん見えていましたが、フィナーレは全員、スタンディングオーべーションで若い頃を思い出して大合唱!いつもながら、ロンドンではミュージカルの楽しみ方が生活の中に定着していて「文化」になっていると感銘します。

愉しいロンドンの一日も終わりに近づきました。ミュージカルのCDを聞きながら就寝します。
明日の午前便で東京に戻ります。
4泊6日の忙しい旅でしたが、歴史深い英国の街に身を置き、いろいろとインスパイアを受けることができ、仕事やゼミのこれからのことについてじっくりと考えることもできました。日本に戻ったらより一層頑張ろう!

文責:小々馬