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グミとかけまして変わらぬ愛と解きます。その心は??

October 19, 2015

こんにちは、1期生の黒川です。ブログ新シリーズの“GO A HEAD TO THE FUTURE”!小々馬先生からお知らせから1ヶ月経ち、ようやく書いてみようと思います。

 

今回のテーマは「グミ」です。私はグミがとても好きでお菓子コーナーに行くと結構な頻度で買ってしまいます。そんなグミも時代によって変化しているのではないかと思い調べてみると、なんと1980年にグミは発売開始されていました!このブログのテーマにとてもぴったりだと思い運命を感じながら、1980年日本”初”のグミであるコーラアップからグミの過去と未来を比較していこうと思います。

 

1980年
明治製菓からコーラアップという商品が発売されました。当時はグミというカテゴリはなくゼリーキャンディというカテゴリで販売されました。この商品はオブラートで包まれていました。発売当時10代だった母、今の自分よりも年下ということに違和感を覚えながらインタビューをしました。「オブラートに包まれたコーラアップは斬新で他のお菓子に比べて手が汚れない、ガムみたいに出さなくていいということに新鮮さを感じ、噛み応えがあるので顎にも良さそう!」という印象だったそうです。コーラアップは1997年に販売終了となりました。

しかし,

2008年
味、パッケージと共にリニューアルし復活しました。“かむことがくせになる、ハードな食感の大人向けグミ”というコンセプトでターゲットは発売当時にコーラアップを食べていた20代から40代の男性です。パッケージは発売当時のイメージカラーだった赤色をベースに、当時のキャラクターも復活させて懐かしさを追求しています。昔から今まで愛され続けるためにコンセプトやターゲットを変えているということが分かりました。実はこのコーラアップ、私がフェイス調査をしたコンビニ3軒ともに置いてあり定番商品なのです。昔を思い出して買う人がコンスタントにいるのではないかと考えました。

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1988年
明治製菓から果汁グミが発売されました。私が一番好きなグミも果汁グミです。昔から今も変わらぬ人気の果汁グミ。どこのCVS(コンビニ)・スーパーにも定番商品としておいてあります。このグミが発売された当時の母は「まるで果物を食べているみたいで1粒で満足できて一瞬で好きになった!」と言っています。果汁グミの売りは何といっても果汁100%、発売当初から変わっていません。様々な味も出し、ファンの心を掴んで離しません。ターゲットは20代~30代のグミユーザーを中心に幅広くということで女性の好きそうな無着色やコラーゲンの多さなどもセールスポイントとしています。2014年上半期ドラマ主演女優好感度ランキングで1位を獲得した石原さとみさんを2014年からCMキャラクターとして起用しています。これも果汁グミが人気ということを暗に意味しているのかもしれませんね。

果汁グミ|株式会社-明治

 

2015年
すっぱいパウダーが付いているものや周りが少し硬くて中がぷにゅぷにゅのゼリーが入っているもの、まるで果物が弾けるような食感のグミ、裂いて食べるグミなど様々なグミが発売されています。今までグミを物心ついた時から食べている私はこのような新商品が発売されても「お、新しいな、面白いな、食べてみよう」という感覚なのですが、グミ発売当初から知っている母としては「より果実に近づいていて、果実を超えた楽しみがあって、進化が目まぐるしい!」と感じているということで、ギャップを感じました。

 

1980年代は「お菓子としてグミを楽しみたい。」というモノだったのに対し現在は「小腹を満たすもの、手軽でよりリアルなものを。」というニーズに変わっているのだということに気づきました。

グミとかけまして変わらぬ愛と解きます。その心は??どちらも、ニーズによって変化させていくことが大切です(笑)

 

文責:黒川千咲季

 

引用元:http://by-s.me/article/142940187200650747
        
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20071228/1005795/?rt=nocnt
                             
http://www.meiji.co.jp/