皆さんはじめまして!3期生の池高智弘と申します。
新学期から生きる目標をゴールデンウィークにしていた方は、次は夏休みまでですね。その間にはみんなのテンションがとても下がる梅雨があります。家の中から雨音を聞くのは好きですが外で聞く雨音は大っ嫌いです。そう考えると、とても長いですね…
でも何か目標を持って夏休みまで頑張りましょう!そうすれば、あっという間に過ぎるかもしれませんよ?
では、ここからは私の最近あった出来事についてお話ししたいと思います。しばらくお付き合いください。
私は先日、国立新美術館にて開催されている「ミュシャ展」に行ってまいりました。ミュシャ展とは、チェコ出身の、アールヌーヴォーを代表する芸術家の1人、アルフォンス・ミュシャという方が描いた作品展です。
ミュシャの描く作品は、故郷チェコや、自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品を数多く描いています。その集大成が、50歳で故郷に戻り、晩年の約16年間を捧げた渾身の作品『スラヴ叙事詩』というものです。
本当は1つ1つの作品を詳しく伝えたいのですが、とても長くなってしまうので、『スラヴ叙事詩』と写真撮影可能な場所の展示作品を載せたいと思います。
このような作品なのですが、ミュシャの作品は、本当に作品中の人が、1人1人魂を持っていて、作品中の人との会話が伝わってくる上に、自身にも何かメッセージを伝えているような気がして、1つ1つの作品に惹き込まれてしまい、とても長い時間滞在してしまいました。
その他にも、ミュシャは女性像を描くのが特に上手な方です。ミュシャは、数々の広告のポスターを描いていることで有名です。ミュシャの描くポスターは、女性像がほとんどなのですが、色使いがとても統一されているので、とても見やすく、作品だけで人の心を動かす何かを持っているのだと思います。
だから、すごいんですね…
私は将来、広告業界の中でもクリエイティブディレクターになりたいと考えているのですが、「ミュシャ展」は見ていてとても面白かったですし、広告の原型を見たようで、とても勉強になりました。
皆さん。ミュシャ展は国立新美術館で、6月5日まで開催しております。とても面白いのです。ぜひ、ミュシャの虜になってみてください。
文責:池高智弘