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冬にイルミネーションが多い理由とは

December 04, 2018

こんにちは、5期生の桐ヶ谷仁美です。

12月が始まり、2018年も残すところ あと1ヶ月を切りました。

私は毎年この時期になると、

〝1年ってあっという間だな〜〟

と、しみじみ思います。

冬の風物誌と言えば、イルミネーション!

私は先日、イルミネーションを見るためによみうりランドに行って来ました。

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園内どこを見渡しても一面キラキラしていて、とても綺麗でした。

イルミネーションを見ると、多くの人がHAPPYな気持ちになれますよね。

しかし、なぜ冬にイルミネーションが多いのか疑問に思いませんか?
そこで冬にイルミネーションが多い理由を調べてみました。

その結果、主に3つの理由があることが分かりました。

1つ目の理由は、イルミネーションの美しさを最大限に引き出す条件が冬に揃っているからです。

基本的にイルミネーションは夜に行われます。日没が遅い夏はイルミネーションの魅力を存分に堪能することができませんが、日没が早く 夜の時間が長い冬は、イルミネーションを十分に楽しむことができます。

なお、蒸し暑い夏の熱帯夜よりも、寒い冬に見る方がなんだかロマンチックな気がします。
さらに、冬は最も空気が澄んだ季節であり、イルミネーションが他の季節よりも綺麗に見えます。

2つ目の理由は、冬のイルミネーションは樹木への負担が少ないからです。

近年発熱を抑えたLEDのイルミネーションが主流になってきてはいますが、微量の熱は発生してしまいます。そのため、若葉が付いた樹木にイルミネーションを装飾すると、LEDの熱が少なからず樹木へダメージを与えてしまいます。

葉が枯れ落ち、枝がハッキリとわかる冬の樹木なら、イルミネーションの装飾を行う上でスムーズに作業が行える上に、樹木へのダメージも最小限に抑えることができます。

3つ目の理由は、冬の経済効果に貢献できるからです。

冬は寒いため、外出をする人が激減してしまいます。ネットで何でも買える時代になった今、何かきっかけがないとわざわざ外出しなくなり、冬の経済の回転率が下がっています。
そんな冬に、イルミネーションイベントを行うことで、多くの人々の外出するきっかけを作り、イベント会場周辺の施設・飲食店などへの集客率や売上の向上が期待できます。

毎年何気なく冬にイルミネーションを見てきましたが、実は冬にやることに大きな意味があることを学びました。特に、冬のイルミネーションは経済効果があることについて、実はマーケティングの仕組みが潜んでいたと知り驚きました。

私が行った よみうりランドも、寒い季節はどうしても来客数が減ってしまいます。だからこそ、この時期にイルミネーションイベントを行うことで来客数増加を狙っているのではないかと考えました。

みなさんも2018年最後の思い出作りに、イルミネーションを見に出かけてはいかがでしょうか?

日々何気なく生活していますが、全ての行動にきっと意味があります。ただ何気なく毎日を過ごすのではなく、その毎日から少しずつでも何かを発見し、成長に繋げていきたいです。

そして2019年は、マーケティングを学ぶ者として、あらゆるものとマーケティングの関わりを見出せる小々馬ゼミの一員になれるように頑張ります。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

文責 桐ヶ谷仁美