あけましておめでとうございます！
お正月に美味しいものを食べ過ぎてお腹が出てきてしまいまして、ランニングに行こうと思うもののシューズを持っていないので諦め、またお雑煮を食べてゆっくりしてしまうという負の連鎖に陥っています、５期生の田中佑季です。
（この記事は前回の続きの内容になりますので、まだご覧になっていない方はこちらのURLからチェックをお願いします）
きっと誰しもが利用したことがあるスターバックス。
昔から今まで若者から絶大な人気を誇っています。
スターバックスにはどのような人気の秘訣があるのでしょうか？
また、スターバックスは他のカフェとはどのような違いがあるのでしょうか？
スターバックスといえば、私は「おしゃれ」というワードがすぐに浮かびます。
店内の雰囲気やBGM、そして決まりつけは注文すると店員さんが文字を書いてくれる！私が初めてスターバックスを利用した時、「僕に惚れてるのか？」と思いましたが隣の人にも書いていたのですぐに夢から覚めました。
私が一番スターバックスに通っていたのは受験生の頃。
毎週日曜日が予備校の休校日だったので、日曜は決まってスターバックスを利用していました。
当時の私は、おしゃれ空間でコーヒーを飲みながら勉強する、という自分に酔いながら受験勉強に励んでいました。
実はこのようなおしゃれ空間をユーザーに「体験」してもらうことこそがスターバックスのマーケティング戦略だったのです。
スターバックスは2006年の春にニューヨークタイムズ紙と組んであるプロモーションを行いました。それはお客様がスターバックスの店舗で新聞を購入できるようにして、新聞に挟まれたスターバックスのチラシのクロスワードパズルをお客様に完成させて応募する、というものでした。
当時のアメリカでは、スターバックスでコーヒーを飲みながらクロスワードパズルを解くことを楽しみにしているユーザーが多い、ということに目をつけたのです。
ただユーザーに美味しいコーヒーを売るのではなく、「カフェのあるライフスタイル」を提供することでユーザーに特別な体験を売っている。
この「エクスペリエンス・マーケティング」が他店舗との差別化であり、スターバックスブランドの支えとなっていたのです。
現在、日本はマーケティング3.0という環境にいます。
1990年代〜2000年代までは、より低価格で高品質な商品が売れるというマーケティング2.0の世の中でしたが、SNSが登場してから、情報が溢れるようになり、ただ安くて高品質な商品では売れず、顧客の満足感や感動が購買意欲へと繋がるようになりました。このようにして、マーケティング3.0の世の中に変化しました。スターバックスはマーケティング3.0の考えを早い段階から取り入れ、スターバックスのブランドを確立することに成功しました。
「モノ」が売れない時代になり、「体験」を売る時代に変化してきました。
そして、これからはマーケティング4.0の個人の自己実現を求める時代へと変化していきます。マーケティング4.0に突入していくカフェはこれからどのようなスタイルを確立していくのでしょうか。
私はスターバックスがヒントを握っていると考えます。
スターバックスではミルクやクリームの量から温度までカスタマイズできます。
現在、スターバックスではその日の気分に合わせたカスタマイズを提案してくれるアプリがありますが、その機能がもっと進化し、好みのフレーバーやコーヒーを登録するだけでAIが自分に合ったコーヒーを提案してくれるようなサービスができるのではないか思います。
そしてこのようなサービスがスターバックスだけで止まらず、カフェ業界全体で浸透していくのではないかと私は予想しました。
このように、自分の好みの味を追求することができるサービスが、マーケティング4.0のカフェスタイルになれば、コーヒーの知識や味などがもっと楽しむことができるようになりますね！
私はスタバでカスタマイズしたことがないので、ぜひ明日行ってみようと思います！
文責：田中佑季
告 知
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参考文献
マーケティング4.0とは結局どういうことなのか？
http://marketing.itmedia.co.jp/mm/spv/1708/14/news039.html
「モノ」が売れない時代に「体験」を売るマーケティングの考え方
https://www.centsys.jp/column/taikenn
スターバックスも、体験を売るマーケティングを実践している。
https://www.ex-ma.com/blog/archives/3591
