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【報告】代官山ブランド経営研究会セミナー(第5回)開催しました

May 26, 2016

5月24日 火曜日、下記の通り公開セミナーを開催しました。

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第5回 代官山ブランド経営研究会
会場  トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社本社 赤坂Bizタワー 30階 セミナールーム
講演テーマ「B2B×グローバルブランディングのソリューションを考える
      グローバルデジタルメディアのアプローチ」

提起:「米国市場における日系・アジア系電機関連B2B企業/ブランドの現状報告」
    発表者:株式会社 電通 グローバル・ビジネス・センター 部長 高橋 徹氏
主題:「B2B企業に向けたグローバルソリューションを提供するロイターの活動報告」
    発表者:大澤 暢也氏
      トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社 メディアセールスアジアヘッド
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前回(第4回)から1年以上を開けてしまいましたが、開催を復活することができました。
今回は会場を代官山のキャンパスから離れて、トムソン・ロイター・マーケッツ様の素晴らしいセミナー
ルームにて開催、アクセスしやすい好立地も手伝い、開催告知から数日で参加ご希望者が定員の80名に及び
満員御礼とさせていただきました。

セミナーは2部構成で進行。最初に電通の高橋様より北米における日本企業と韓国、中国などのアジア企業勢
とのアピアランスの違いを広告出稿量のファクトデータを用いて視覚化に説明いただき、参加者の間からは、
その圧倒的な量差に対して驚きの声が上がっていました。
私も、昨年5月にUKに出張に出かけた際にLONDONのピカデリーサーカスを久しぶりに訪れると、以前は日本企業が占めていた
ビルボードが韓国の企業ブランドに代替されており日本ブランドがどこにも見つからなかったことを思い出しました。

この状況はプロダクト広告の予算差に依るのか、それともブランド体系や企業ブランドのコミュニケーション戦略の差異なのか、
それとも海外メディアに対する理解不足によるのか。大変気に掛かります。

続いて、トムソン・ロイター・マーケッツのメディアセールスアジアヘッドの大澤様より、アジア市場における日本企業とアジア企業勢の
アピアランスの際に関して現地で肌感覚でも感じられている事象についてお話しいただき、デジタル領域を中心して同社のメディアサービス
、コンテンツマーケティングのサポート事例について紹介いただきました。報道通信社のイメージが強い同社が、メディア企業としてクライアントの
コミュニケーション領域、そしてブランディングをサポートされていることを初めて理解されたご参加者も多かったのではないでしょうか。
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お二人の報告の後には、会場から活発な質問をいただき日本企業の海外メディアに対する取り組みについてダイアローグすることができました。
質問に丁寧に対応いただきました高橋様、大澤様、ご講演ともどもありがとうございました。

2016年度のセミナーは、日本企業と海外メディア企業のリレーションシップを高めるミーティングの機会として位置付けています。
次回(第6回)開催は、6月7日(火曜日)、世界最大のビジネスパーソンのソーシャルネットワーク「リンクトイン」様に広告に依存しないコミュニケーション
の手法など興味深いご報告をいただきます。詳しくは書きフライヤーを参照ください。
皆様のご参加をお待ちしております。

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小々馬 敦