News / お知らせ

トップページ > お知らせ

「ぐろ〜かるCM研究所」の書籍出版記念セミナーを実施しました

December 17, 2018

12月12日(水)産業能率大学 大学院 代官山キャンパス

私たちの歴代ゼミ生が参加させていただいた「ぐろ〜かるCM研究所」の活動が、今秋(9月)、書籍となり実を結びました。
書籍のタイトルは、『モノ売る地方CM コト得るPR動画』鷹野義昭 著(幻冬舎)。

41道府県の秀逸な地方PR動画、ローカルCMを網羅しマーケティング視点で分析・解説した内容が好評で、
小々馬ゼミが2017年に実施した「女子高校生対象のWEBでの生活価値観調査データ」を書内で引用していただいています。

『モノ売る地方CM コト得るPR動画』鷹野義昭 著(幻冬舎)
LL_img_166012_1

書籍の出版を記念したセミナーを開催、全国からローカルCM、PR動画の企画制作に携わっているTV局や制作会社、広告PR会社、プレスの方々が参加されました。
IMG_0376

セミナーは以下の流れで進みました。

基調講演|「日本中の心をつかむマーケティング戦略」株式会社テムズ 鷹野義昭 社長
ミニセミナー|「動画広告に科学の光を!」 茨木拓也 氏(NTTデータ経営研究所・脳科学者)
パネルディスカッション|「なんてぐろ〜かる!成功を勝ち取る裏話」

私も、パネルディスカッションに参加させていただき、海外の都市と国のブランディングの本質に関してご紹介させていただきました。
DSCF8903
左が著者の鷹野さん。中央は、長野県小諸市 小泉俊博 市長。

東京で仕事をしていると、CM1本あたりの制作費は数千万円単位、放送料は別に数億円規模という予算感覚が当たり前なのですが、
地方CM、PR動画は、原則低予算で数百万円くらい(1万円未満というケースも!)。映像の背景に企画制作者の知恵と熱意がにじんで見えるHOTな作品が多く見られます。
今は、女子高生でもスマホのアプリで「ちゃちゃっと」動画を撮影編集してしまう時代、そんな動画ネイティブ世代が好み影響を受ける映像は、映像のプロが光や構図にこだわって編集した映像ではなく、もっと身近でリアルな、自分でも撮影編集できそうな動画だったりします。そんな視点から見ると、ローカル発信の動画の方が、当世っぽく受け入れやすいのかもしれません。これからの日本は地方がもっともっと元気にならないと「豊かさの実感」が減じていくように思います。
今回のセミナーが、地方PRに従事されている方々のネットワーク・ハブとなり、日本中がぐろ〜かるに盛り上がっていくことを願っています。

セミナーの後は、会場を代官山のレストランに移し「ぐろ〜かるCM大賞2018 授賞式&出版記念パーティー」が賑々しく開催されました。
セミナー、式典、パーティーのサポートをしてくれたゼミ生の皆さん、お疲れ様でした。

鷹野義昭さん、出版と大賞授賞式の大成功、おめでとうございます!

小々馬 敦