#Voices from Home『今、Z世代からマーケッターに伝えたいこと』連載(第9回)
コロナ禍状況下で大学生の意識と行動がどのように変化しているかの現状を調べるために、緊急事態宣言の発出(4月7日)から約1週間後の4月15日に大学生を対象にヒアリング調査を緊急実施しました。調査結果からトピックスを紹介します。
【調査の概要】
・回答者数:188名 大学生 134名、社会人(卒業生)54名
・調査方法:ServeyMonkeyを利用したインターネット調査
・調査期間:2020年4月15日(水)〜4月18日(土)
・質問内容:・現在の生活状況
・メディア接触と信頼度
・新しく始めた行動・変化した意識
・生活で工夫していること
・今、不安に感じていること
・今、企業に期待していること
・今、企業に伝えたいこと
・今、社会に伝えたいこと など
【新型コロナウイルスの問題に際して、どのような対応・活動をしている企業に共感しますか?(自由回答)】
メッセージ一を抜粋してご紹介します。
・SHARPなどがマスク生産を始めたのはいい事だと思った
・面談のWEBへの切り替えを行っている企業
・あらゆる対策を行なっている、感染者がいたときに隠さず発表
・イオンなどがパートタイマーに給料を上げたこと
・きちんと休業している企業
・この時期に毎日大変な医療関係への援助、出来る限りのそれぞれの配慮を促している企業
・しっかりと休業をしている施設やお店。ライブ映像や過去のドラマを配信している企業。勤務の時間帯を分けたりリモートワークにしている企業。
・すみやかに自宅勤務に変更するなど、状況を理解し、行動に迅速に移せた企業
・それぞれの得意分野を用いて活動している企業
・チェルシーFCの社会支援活動
・テレワーク、生活困窮者への寄付、休業保障など
・積極的にオンラインでコミュニケーションをとって社員の不安を取り除いている会社
・テレワークを早い段階で導入し、利益と社員の命や世間的な会社の評価を天秤にかけて正しい判断ができた所は素晴らしいと感じました。
・ホテルを感染者のために開くなど、その企業しか出来ない活動をしている企業
・マスクの配布、早期の休業決定など
・マスクや人工呼吸器作る企業
・リスクが高まっている中働いている従業員への賞与。
・リモートワークを行ったり、感染拡大のリスクを少しでも減らそうと対策をしている企業の活動には共感できます。
・ワクチン、特効薬の開発をしている企業
・医療関係、飲食、運送、ドラッグストアなど生活に必要な皆さん
・感染拡大防止のためにいち早くリモートワークを導入した企業
・感染者の受け入れを率先して行ったホテルとかはすげえと思う
・休業中の従業員の保護が手厚い企業
・顧客のニーズに合わせて事業形態を変化させれる企業
・子供達の為(親御さんの為)に無料又は安く食事を提供している飲食店等
・ポカリスエットのオンラインで作成したcmを見て、状況変化に対応し、その状況で作ったcmが人々を元気付ける広告の指名を全うしていることがとてもかっこよかった。
・社員に対して誠実な対応をしている
・社員の生活と命を守ろうとしている企業
・車会社やアパレル企業でもマスクを製造している活動、すぐにテイクアウトサービスを始めた飲食店
・従業員の安全、暮らしを確保している企業、ロゴにソーシャルディスタンスを設けているもの
・長期的な視点を持ち、取引先の支払い猶予をしたり社員の出社の仕方を変えたりと、できる範囲でできることを考える企業。自社のみでな くステークホルダーのことまできちんと考えて行動に移せる企業。
・働き方改革を積極的にしている企業
・無償で医療関係に寄付している企業
・利益よりも従業員の安全を第一に考えられる企業。従業員のことを大切に出来なければお客様の気持ちも理解できないと思う。
【解説】
社員の安全を最優先する企業、利他主義で社会奉仕活動をする企業に対する共感と称賛の声が多く見られました。これからは、自分の就職先企業を選択する際の判断基準として強くなっていきそうです。
今日も、最後までメッセージを読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、新型コロナウイルスの問題に際して、「今、一番不安なこと、困っていること」についてレポートします。
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大学生の1日の行動を時間毎にご覧いただけます。
#家にいよう『大学生の1日〜おうち時間の過ごし方〜』第9回