#Voices from Home『今、Z世代からマーケッターに伝えたいこと』連載(第11回)
コロナ禍状況下で大学生の意識と行動がどのように変化しているかの現状を調べるために、緊急事態宣言の発出(4月7日)から約1週間後の4月15日に大学生を対象にヒアリング調査を緊急実施しました。調査結果からトピックスを紹介します。
【調査の概要】
・回答者数:188名 大学生 134名、社会人(卒業生)54名
・調査方法:ServeyMonkeyを利用したインターネット調査
・調査期間:2020年4月15日(水)〜4月18日(土)
・質問内容:・現在の生活状況
・メディア接触と信頼度
・新しく始めた行動・変化した意識
・生活で工夫していること
・今、不安に感じていること
・今、企業に期待していること
・今、企業に伝えたいこと
・今、社会に伝えたいこと など
【今回をきっかけとして、この方法でも良いと思った。今後も続けてほしいと思うことがありましたら教えてください?(自由回答)】
メッセージ一を抜粋してご紹介します。外出自粛状態が始まり1週間が経った時点での声です。
・WEB上での履修登録
・就活時のWEB説明会、Webセミナー、Web面接
・居酒屋のランチのテイクアウト。
・キャッシュレス普及。
・Zoomによるミーティング。時間を合わせればどこでもできるし場所を借りたりしなくていいから。
・オンラインmtg→遅い時間でも行うことができるため、多くの人が参加した状態で、話し合いができる
・オンライン飲み会は酔っ払っても自宅にいるので安心たと思った。
・オンライン授業 自分の時間や家族との時間が増える。周りの音が気にならず集中できる。
・オンライン授業、学校に行か必要がなくなり、楽だから
・オンライン授業:わざわざ家を出なくても授業を受けられるという環境がある以上、登校する意味がないと思う
・オンライン授業でネットをもっと使えるようになった
・オンライン授業やオンライン説明会・面接。企業の説明会は
交通費や参加費がかかるからオンラインで無料でやってくれる
と学生は本当に助かる。
・オンライン履修登録、オンライン面談。
家が学校から遠いので、無駄を省ける。
・ガイダンスや大人数での授業などの一方的に聞くだけのものに
関してはオンラインや動画として残して好きなときに視聴でき
るようにする
・ソーシャルディスタンス
・飲み会の抑制、喫煙の制限
・在宅バイト 家から出ないという感染リスクが少なく収入を
なるべく一定に保つことができる
・店の営業時間短縮
【解説】
「オンライン授業」を肯定する声が圧倒的に多く、その理由は、移動の時間とお金が節約できることが多数派です。他には、キャッシュを使う機会が減り、現金を触ることも今は怖いので、キャッシュレス決済を続けようという意向がみられました。また、今までお店が24時間営業や深夜営業をしていたことに関して、営業時間を短縮しても大丈夫と、便利さよりも効率・生産性を優先した方が良いという意見がみられました。
今日も、最後までメッセージを読んでいただき、ありがとうございました。
次回は「SNS(インスタグラム・ツイッターなど)の利用頻度や投稿する内容に変化があったか?」についてレポートします。
連載中の「ゼミ生の自宅での過ごし方を紹介するブログシリーズ」も併せてご覧ください!
大学生の1日の行動を時間毎にご覧いただけます。
#家にいよう『大学生の1日〜おうち時間の過ごし方〜』第11回