「メンバーブログ編」に引き続き、小々馬ゼミのコンテンツを紹介します。2回目は「研究レポート編」です。
このレポートは、ブログとは異なりトピックスについて綿密な調査と深い考察を含めた、ボリュームのあるものになります。
コンテンツマーケティングではレポートをホワイトペーパー(=白書)とも言います。ホワイトペーパーは内閣府が発行する「国民生活白書」のようなものです。
このホワイトペーパーは、1990年代初めにマーケティングや営業活動に活用されだし、その目的は調査や確たる裏付けに基づいた情報の発信による自社の権威づけを促すことでした。
参考書籍(宗像淳・亀山將(2015)『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本-人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り』インプレス.)
このホワイトペーパーのメリットは、専門性をアピールでき、蓄積していくことで大きな信頼の基となることです。
小々馬ゼミでは、今までに2本のレポートを発表しています。その内容と書くに至るまでの経緯を紹介しましょう。
◆「イースターは新たな商船市場となりうるか?」シーズンモチベーション市場のメカニズムと成功の鍵 |
初めて小々馬ゼミとしてレポートを発表したのは、2015年5月です。レポートのタイトルは、
「イースターは新たな商戦市場となりうるか?」シーズンモチベーション市場のメカニズムと成功の鍵
このレポートは1期生が2年生から3年生へ進級する春に全員で調査などを行ない書き上げました。
ハロウィンイベントを広めた東京ディズニーランド(以下 TDR)が、この時期(4~6月)にイースターというイベントを開催していました。小々馬ゼミでは、イースターがハロウィンやクリスマスと同じように、日本人の生活の中に入り浸透していくのかをレポートしました。
レポートを作成するため、1泊2日の合宿を企画し、TDRでフィールドワークを行ないました。
ゼミ生がチームに分かれ、パーク内にあるディズニー・イースターを探すなど新しい楽しみ方を体験してきました。
関連資料を調べフィールドワークを行ない、専門家のお話を伺いながら調べていきました。
その中からハロウィンとクリスマスの成功の鍵を見つけ出しイースターと比較した結果、日本人の生活に定着させるための課題が多くあることがわかりました。
そのためイースターを日本人の生活に定着させるためのアイデアを出し、実際に小々馬ゼミでアイデアを体現して提案しています。
研究レポートの詳しい内容はこちらをご覧ください。(画像をクリック)
◆2020年の広告メディア -次世代の「広告メディアのあるべき姿」- |
2本目のレポートを発表したのは2016年1月です。タイトルは
2020年の広告メディア -次世代の「広告メディアのあるべき姿」-
このレポートは、TVCMの効果が薄れつつあるという社会的流れのなかで、広告メディアの社会的機能と役割が将来どのように変化するかについて大学生の視点から考察しました。
2020年以降に消費リーダーとなる大学生と高校生の生活価値観を合計1152人の意識調査をから見つけた広告メディアへの認識と信頼性や大学生と高校生の価値観の相違などをレポートしています。そして、2020年の広告メディアのあるべき姿を提言しています。
研究レポートの詳しい内容はこちらをご覧ください。(画像をクリック)
研究レポートではマーケティングを専門とする小々馬ゼミが、トピックスについて綿密な調査と深い考察を行ない調査結果をまとめています。コンテンツマーケティングでは、このような研究レポートを発信していくことで専門性をアピールし、信頼の基盤を作っていきます。
今後も定期的にレポートを作成し公開していきますので、ぜひご覧ください。
文責:田中大智