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Day 2 :【#いいね疲れ】もう、付き合い “いいね”はしたくない

March 28, 2016

■みなさんは、友人のインスタグラムにいいねしますか?

出典 mouda.asia
出典 mouda.asia

前々から思っていたのですが、リアルな友人間のいいねって作業的ではありませんか?  いつもいいねしてくれるから、いいねしておこう、いいねしてほしいからいいねしておこう、そんな策略が見え隠れしている気がしてならないのです。

そんな私は本当にいいねと思った、本当に好きな写真にしかいいねしません。 しかし、いいねボックスをさかのぼると「制服ディズニー」という写真や「バイト仲間と飲み会」という写真など、私の感性に全く響かないような友人たちの写真で溢れています。

出典 weheartit.com
出典 weheartit.com

そう、使い始めた頃は友人の投稿にはいいね、よくないねを問わず、いいねしていたのです。そして私自身も、インスタグラムに投稿したくて写真を撮ったりインスタグラマーさながらの投稿をしてみたり、インスタグラムを意識した生活をしていました。

でも、だんだんとそのいいね付き合いに疲れてきてしまったのです。だから最近はインスタグラムは暇さえあればチェックしているけれど、友人の投稿には本当に好きな写真!と思わない限り、いいねしなくなりました。

いいねするのは、おしゃれなモデルや人気インスタグラマーの写真だけ。インスタグラムは、私の“好き”だけを集めた雑誌のような存在になっています。そして、私自身も投稿をすることが少なくなりました。今の私はインスタグラムという世界の中で息をひそめて生息しているのです。

※私のいいねBOX
※私のいいねBOX

 

■時代に逆らう、私のリテラル化

インスタグラムに代わり投稿が増えたのがツイッターです。ツイッターには、いいね付き合いがありません。

最近、フォロワーからの反応がお気に入りからいいねにかわりましたが、全ての投稿に無差別にいいねするという習慣はないように感じます。だから、投稿しやすいのです。いいねって反応されないから好きなことを好きなだけ投稿できて心地よいのです。

出典 seevibes.com
出典 seevibes.com

しかし、投稿によっては友人たちがいいねしてくれて、この投稿はみんなの感性にもフィットしたんだな、みんな文章も読んでくれているんだなと感じることが多々あります。

ツイッターでいいねされるのは、作業的に無差別にされているであろう、インスタグラムのいいねと比べて素直に嬉しく感じます。

世の中はリテラルコミュニケーションからビジュアルコミュニケーションへ変化していると言われています。インスタグラムの利用者数は4億人を突破しました。

その世の中の流れに逆らうように私自身の発信はリテラル化しています。でも情報収集は専らビジュアル化しているのも確かです。インスタグラムを参考にファッションアイテムを買い足したり、イベントやカフェに行ってみたり・・。数あるSNSを自然に使い分けしているのです。

出典 weheartit.com
出典 weheartit.com

 

■“いいね”付き合いに疲れた私の行く末

一言で言い表すと、インスタグラムを意識した生活をしなくなりました。

素敵な女性かのように自分を演出したりおしゃれなカフェに行って写真を撮ってシェアすることで、私は幸せだとアピールをしたりそんな生活がなくなったのです。

出典 weheartit.com
出典 weheartit.com

日常生活にインスタジェニックを意識することがなくなったので、生活の中のおしゃれ要素は減った気はします。しかし、とっても自然体な心地よい生き方ができている気がします。
(※インスタジェニック:フォトジェニックであることに加えて、その写真を撮影した状況までもが魅力的である写真のこと)

もしかすると、いいねに疲れたのではなく “おしゃれ、リア充、幸せアピール” そんなシミュラークルに溢れる、インスタグラムという世界に疲れてしまったのかもしれません。
(※シミュラークル:投稿されるシーンが、インスタグラム全体でパターン化していることを表す)

出典 weheartit.com
出典 weheartit.com

そんな私ですが、約半年前にはおしゃれなカフェに足を運んで課題をしたり、蔦屋書店で休日を過ごしたり、またそのひとコマを写真に撮ってインスタグラムにアップしたりする日常を過ごしていました。そして、それが楽しくて仕方ありませんでした。

※半年前の私の投稿
※半年前の私の投稿

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文責:福島明佳