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注目を集める日本製のスニーカー「MADE IN KURUME」とは

March 02, 2017

初めまして。3期生の清原功貴です。

少しずつ暖かくなり春が近づいて来ましたね!しかし花粉症の私にとってはつらい時期の始まりでもあります…(笑)

私たち学生は春休み期間真っ只中ということで、約1年半ぶりに父の故郷である福岡県久留米市に行ってきました!

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久留米と聞いてあまりピンと来ない方もいると思うので、紹介させて頂きたいと思います。

久留米は福岡県の南部に位置し、福岡市、北九州市に次いで県内3番目の人口を擁する都市。豚骨ラーメンの元祖とも言われている久留米ラーメンが生まれた場所であることや、多くの有名人の出身地としても知られています。例えば、家入レオ、藤井フミヤ、田中麗奈、吉田羊など他にも数多くの方々を輩出しています。また、ゴム産業の街としても久留米は有名で、タイヤなどを製造している「ブリヂストン」は久留米が生んだ世界的企業です。

そして今、この街から新たに注目されているものがあるんです。

スニーカー

こちらのシンプルでおしゃれなスニーカー。

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久留米の街で作られているスニーカーなんです!

 

今回は、この久留米の街から生まれたスニーカー「MADE IN KURUME」について書いていきたいと思います。

このスニーカーは久留米に本社を構えるシューズメーカー「ムーンスター」で作られています。

ムーンスターは1873年(明治6年)創業以来、地下足袋の製造から始まり”精品主義”を掲げ、140年以上靴を作り続けている老舗メーカー。以前は「月星化成」という名でした。学校の上履きや子供靴などが主流で、皆さん一度は履いたことがあるのではないでしょうか。

ここでは、様々な人の足に合うように一つ一つ職人が手作業で丁寧に製品を作っているそうです。

ムーンスターでは、ヴァルカナイズド製法(加硫製法)という国内でもごく僅かな工場しか生産のすることのできない製法を使っています。この製法では加硫缶と呼ばれる大きな窯に入れ、ゴムの中に混ぜた硫黄を化学反応させることで、ソールがしなやかで柔らかい、丈夫で壊れにくい、美しいシルエットが保てるといった良さが生まれるそう。

私自身このスニーカーを履いていて感動したことがあります。それは、他のハイテクスニーカー(NIKEのエアマックスなど)とは違ったなんとも言えない履き心地の良さ。。。

ソールの柔らかさ、丈夫さは140年以上ゴムの街で培われた技術とこだわり、職人の一つ一つ丁寧な作業がこの履き心地を生み出しているのではないでしょうか。

日本ならではの高い技術と丁寧な作り。これが「MADE IN JAPAN」の様々な製品が国内だけでなく、世界の人々を引き付ける魅力なのでしょう。

実は、皆さんもご存じのCONVERSEのスニーカーには「MADE IN JAPAN」のモデルがあり、これらもムーンスターの工場で作られているものなのです。japan cons

世界的スポーツブランドとして有名なNIKEが誕生したきっかけは、日本で作られたランニングシューズの質の高さに注目したからだと言われています。この久留米の街から、再び世界を驚かせ注目されるスニーカーが新たに生まれる日がくるかもしれませんね。

皆さんも、春の新たな一足として「MADE IN KURUME」のスニーカーを履いてみてはいかがでしょうか。。。

shoeslikepottery

↑「SHOES LIKE POTTERY LOW(WHITE)」

文責:清原 功貴

 

引用元:

http://www.shoeslikepottery.com/

http://www.moonstar.co.jp/