こんにちは3期生(来年から4期生)の邨山航太です。日本では暑さもなくなり、秋雨が多い時期でしょうか。トロントでは雨は降りますが、日本の秋よりは少ない印象です。
先日、私は友人とトロントアイランドに行ってきました。
トロントアイランドはダウンタウンからフェリーに乗って約15分で行くことができる場所です。同じトロントとは思えないほどの大自然に囲まれた島で、とてもリラックスすることができます。またトロントアイランドはとても広く、一日では周りきれませんでした。自転車のレンタルなども行っているのでもう一度行きたいですね。
さて本題に入りますが、トロントに滞在して1か月が過ぎたところですが、様々な国籍の人と関わってきました。そこで日本にいた時には気がつかなかった「宗教的価値観の違い」について書かせていただきます。
私はトロントに約1か月滞在していますが、ホストファミリーや友人との会話で宗教の話題になることは少なくありません。そこで「あなたはどこの宗教ですか」と聞かれると、私も含め多くの日本人は、宗教に対する考えをあまり持っていないため「無宗教です」と答えます。しかしホストファミリーや友人に、宗教を信仰していないことに対して疑問を抱かれました。ある時、私が友人に「無宗教です」と答えたら「あなたは何のために生きているのですか」と言われたことがあります。それほど日本と海外の宗教的価値観は違うのです。
日本人は正月に神社に初詣に行きますが、それは宗教を信仰しているから行くのではなく「イベントの一つ」と認識しているのではないでしょうか。このように日本人の多くは、宗教が生活の一部として存在しているため、意識的に「無宗教」だと思い込んでいるのだと私は考えます。
海外に来て初めて考えさせられる宗教の価値観。今後どのように説明をすることで、理解をしてくれるのかを考えていかなければならないと強く思いました。特に欧米の人々から聞かれることが多く、みなさんも海外旅行に行く際など、誤解を生まないためにも自分の宗教の考えについて話せるように準備しておくといいかもしれません。
文末にトロントで撮影した素敵な写真を1枚!
文責:邨山航太