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初売りセールの”カラクリ”

January 07, 2019

こんにちは!

5期生の外谷聖馬です。

新年明けましておめでとうございます。今年も小々馬ゼミをよろしくお願い致します。

2019年になり、東京オリンピックまであと1年です。日本の首都、東京が世界から注目されるまであと持つ少し。自分もグローバル意識を持って行こうと思います。

余談はここまでにして、

今回は、百貨店などの福袋、新年初売りセールについて話していきたいと思います。

みなさん!

「福袋」

 

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今では新年において当たり前の言葉に感じていると思います。しかし、「福袋」はいつから始まったか知っていますか?

「福袋」の始まりについて紹介していきたいと思います。

諸説ありますが、

江戸時代に大丸呉服店が残り布などを袋につめ、そのうちのいくつかに金の帯を入れて初売りで販売したのが最初と言われています。

また、明治40年に鶴屋呉服店(松屋の前身)、明治44年に松坂屋が福袋を販売した記録が残っています。

ちなみに、福袋は、七福神であり福の神として有名な大黒天が抱えている大きな袋が由来だといわれています。

大黒天の抱える袋の中には幸福が入っているといわれ、それにあやかって、店側が事前にいろいろなものを入れて口を閉じ、客が自由に選び取る袋のことを福袋と言うようになったのです。

あまり深く考えてたことがなかったのでビックリですよね!

また、新年初売りのバーゲンが行われる理由をマーケティングに繋げながら、話していきたいと思います。

単刀直入に言うと、

バーゲンやセールは、売上が上がるという単純な理由から行われています。

バーゲンで1割、2割引きなどを行うと売上が必ずと言っていいほど上がります。また大抵バーゲンでは客数が増えます。

1着あたりの値段は落ちますが、場合によっては客単価も上がり、売上自体もアップします。

しかし、売上が上がるからといって、毎回バーゲンを行えるのか?

この問いに対しては、NOです。

なぜならその値段に多くの人が慣れてしまうからです。

消費者は、普段より安い金額で服を購入できる機会があるから初売りやバーゲンに足を運ぶのです。

セールで普段安い商品を購入するよりも、伊勢丹や三越でブランド品が安く買える方がいいと感じます。それは、ブランド力の影響が強いですが、ここでアパレル業界でのブランディングが非常に重要だと認識できますよね。

ブランディングに関係なく、アパレル企業は、初売りで多くの利益を上げることができるのです。

これが、ほとんどのアパレル業界が行なっている初売りセールの”カラクリ”。

私の話はこの辺で終了にします。

文責:外谷聖馬

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参考文献

バーゼンセール秘密とは!経営学から見ると重要な戦略だった

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