#Voices from Home『今、Z世代からマーケッターに伝えたいこと』連載(第4回)
コロナ禍状況下で大学生の意識と行動がどのように変化しているかの現状を調べるために、緊急事態宣言の発出(4月7日)から約1週間後の4月15日に大学生を対象にヒアリング調査を緊急実施しました。調査結果からトピックスを紹介します。
【調査の概要】
・回答者数:188名 大学生 134名、社会人(卒業生)54名
・調査方法:ServeyMonkeyを利用したインターネット調査
・調査期間:2020年4月15日(水)〜4月18日(土)
・質問内容:・現在の生活状況・メディア接触と信頼度
・新しく始めた行動・変化した意識
・生活で工夫していること
・今、不安に感じていること
・今、企業に期待していること
・今、企業に伝えたいこと
・今、社会に伝えたいこと など
今日は「大学生は新型コロナウイルスに関する情報を的確に入手できているか?」に関してレポートします。
第2回の記事で下記の図を紹介し、大学生の約65%は新型コロナウイルスに関する情報を入手できていない、または入手できているか自信がないと考えているという結果をレポートしました。
https://www.kogoma-brand.com/blog/9882/
【大学生はどんな情報を信頼しているのか?】
現在の意識と行動の変化に影響している様々な情報の「信頼度」についてそれぞれ聞きました。結果は下グラフの通りです。
「信頼度」ランキング上位は、①家族との会話、②政府・住んでいる都県のサイト、③大学・会社からの情報(メールなど)、④知人・友人との会話、⑤テレビのニュースでした。
TwitterなどのSNS情報には多くの時間接しているものの、信頼度に関しては疑問に思っていて情報を鵜呑みしてはおらず、家族・知人・学校などの「顔が見えて信頼できる」筋からの情報を信頼していることがわかります。
また、家で家族と一緒に居る時間が増えリビングで一緒にテレビニュースを見る機会が増えています。(明日レポートします)テレビのワイドショーの情報はあまり信頼していないのですが、SNSからの情報も合わせて、そこに自分が信頼できると思う上記のランキング上位の情報の両方を統合して状況を判断している様子がわかりました。
次回は「大学生のメディア生活時間・テレビとネットの利用状況の変化」についてレポートします。
連載中の「ゼミ生の自宅での過ごし方を紹介するブログシリーズ」も併せてご覧ください!
大学生の1日の行動を時間を追ってご覧いただけます。
#家にいよう『大学生の1日〜おうち時間の過ごし方〜』第4回
https://www.kogoma-brand.com/blog/9933/