10月24日(木)産業能率大学 代官山キャンパス
一般社団法人 マーケティング共創協会が主催する
「マーケティング創造研究会」で研究報告を行いました。
研究報告タイトル:Zとα世代に見え始めている新しい消費観
10年間にわたり若い世代の行動特性調査を行い、行動の背景にある価値観について研究した成果から、
・若者層の行動の中に見え始めている5-10年後の社会像の洞察
・マーケティングのあるべき進化
・Z世代からα世代に向けての消費意識と行動の変化と、
SNSやAIの進展の影響について報告しました。
代官山キャンパスの教室で実施、オンライン配信も行う
ハイブリッド開催でした。
主な報告ポイント
・「消費がポジティブな時代(100年)」が終焉する。
・2025年から、ポストSDGsの時代:2030年台に向かい消費のパラダイムシフトが加速する。
・若い世代(Zとα世代)の行動を観察すると10年後の未来の姿が見えてくる。
・推し活動は、自己有用感を高める新しい消費のカタチ。・共感できる人や企業を応援したい想いからお金を使う。
・スマホのスクリーンに現れるUGC(ユーザー生成コンテンツ)が購買の起点。
・共感関係が前提に形成できていないと、広告はスルーされる。
・共感の想いでゆるくつながるコミュニティのカタチ、『界隈』に注目!
・新しい消費のキーワードは、「みんなで価値を高め合うプラスサムな市場経済」
・「消費がポジティブな時代(100年)」が終焉する。
・2025年から、ポストSDGsの時代:2030年台に向かい消費のパラダイムシフトが加速する。
・若い世代(Zとα世代)の行動を観察すると10年後の未来の姿が見えてくる。
・推し活動は、自己有用感を高める新しい消費のカタチ。・共感できる人や企業を応援したい想いからお金を使う。
・スマホのスクリーンに現れるUGC(ユーザー生成コンテンツ)が購買の起点。
・共感関係が前提に形成できていないと、広告はスルーされる。
・共感の想いでゆるくつながるコミュニティのカタチ、『界隈』に注目!
・新しい消費のキーワードは、「みんなで価値を高め合うプラスサムな市場経済」
学生からの研究報告:30年前のマーケティングの法則は現代でも通用するのか
10期生(3年生)門井佑太
11期生(2年生)西川杏姫 飯島陸 3名が代表して報告
11期生(2年生)西川杏姫 飯島陸 3名が代表して報告
学生からの報告は、2023年から行なっていたマーケティングの古典文献研究からの報告を行いました。今から約30年前に出版され当時のマーケターが教科書のように参考にした名著『マーケティング22の法則』を、現在の大学生が読んだ時に現在の自分たちの価値観や行動と異なり違和感を感じること、現在でも共感でき合理的と感じることの双方を比較して発表しました。
例えば、現代の若者世代の「私たちは、必ずしもカテゴリーで一番認知が高いものを欲しいと思わないし、差別化されたユニークなものを探すこともしていない。自分に本当にあっているかが知りたくて、好きなものを長く大切に使いたい」というような声には、ニーズ、ウオンツ、ディマンドの変化が象徴されていて、ベテランのマーケターに気づきを与えます。
インターネット、スマートフォン、SNSが生活に普及する以前の、マスメディア、マスプロダクトの市場経済の時代に体系化された理論や法則を、デジタル・IoT・SNSなどのテックネイティブな世代から読み直した際に気付く、マーケティング環境の変化、そして変化の流れの先に見えてくるこれからの進化のビジョンについて報告しました。
貴重な報告機会をいただくこくことができ、一般社団法人マーケティング共創協会の皆様に感謝しています。
今後も様々な、機会で研究報告を行います。
どうぞ、宜しくお願いいたします。