7月11日（火曜日）「実務家のためのグローバル✖︎コーポレートブランディングの未来」と題した特別セミナーを大手町ファーストスクエアカンファレンスルームで開催、120余名の方にご参加いただきました。

このセミナーは、小々馬ゼミが今秋（9月）の「実務家のためのコーポレートブランディング塾」開講を記念する特別セミナーで、THE WALL STREET JOURNAL様にメディアパートナーとしてご支援をいただき実現しました。

セミナー開催の最初に秋に開講する塾について紹介させていただき続いて、記念講演①は帝人株式会社　コーポレートコミュニケーション部長　宇佐美吉人様に「帝人グループの企業広報戦略」に関してレクチャーいただきました。宇佐美様は日本を代表する企業広報に関する叡智者でいらっしゃいますが、緻密な広報計画と行き届いたPDCAマネジメントの成果として企業価値が高いレベルで安定維持されていることを理解することができる貴重な講演でした。

記念講演②は、今回のセミナーのために香港からお越しいただいたTHE WALL STREET JOURNALカスタムスタジオ　アジアパシフィック担当ディレクター　ニコール・ペルース様のご講演です。ニコールさんの講演の冒頭には、フェイクニュースが氾濫する、インターネット、SNSにおけるブランディングには情報の信頼性の欠如などのリスクが存在することの示唆をいただきました。このリスクに対する日本企業の配慮は確かに低いと感じます。投資家や株主などの評価者からの企業価値評価に敏感なグローバル企業は、自社の企業価値に関して信頼性の高いファクト情報を正確に伝える広報・IR活動の成果としてあるべき適正な価値評価を得ることを目的として、ブランデッドフィルムなどのコンテンツマーケティングを展開していますが、SNSなどアーンドメディアを活用する際には、WSJ社など発信する情報に関しての信頼・権威が高い「クオリティメディア」をメディアパートナーとして指名して信頼性の高い企業ブランディングを行なっている海外トレンドに関して学ぶことがきました。

宇佐美様、ニコール様、国内外の事例はそれぞれに日本企業の今後のコーポレートブランディングのあり方を考察するに貴重な講演でした。お二方、ありがとうございました！

ご講演の後、第２部は参加同志の「縁」を深める懇親会を開催いたしました。ゼミ生も「縁」の輪に入れていただき社会の偉大な先輩とお話をさせていただく貴重な機会をいただくことができました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

秋に開講する「実務家のためのコーポレートブランディング塾」１期生募集に関する詳細情報は、こちらのNEWSにてご紹介させていただいておりますのでご参照ください。

文責：小々馬　敦