9月20日(金曜日)公益社団法人 日本マーケティング協会 アカデミーホールにて『第1回 ミライ・マーケティング研究会』を開催いたしました。
第1回ミライ・マーケティング研究会
①研究報告
「女子高生/女子大生の流行形成メカニズムとは!?」
株式会社マイナビ ティーンズ
ティーンズ事業推進室 宇都宮広宣氏
営業推進 百瀬賢太郎 氏
②学生報告
「大学生の購買モデル」
産業能率大学 経営学部 小々馬ゼミ5期生 茂木結梨香
③ダイアローグ・セッション
学生パネラー、ご参加者とともにディスカッション
ティーンに特化したマーケティングを支援しているマイナビ ティーンズラボ様にビデオリサーチの『わかものラボ』と共同で実施した女子高生(JK)の流行形成に関するインサイトを把握する定量・定性調査『流行に敏感なJKのトリセツ-女子高生の流行形成のメカニズム-』から、JKと女子大生(JD)との「コミュニティー形成」「欲求に紐づく行動」の違い、「流行形成メカニズム」を紹介いただきました。
行動の背景にある価値観として、JKは「同じ方向を向く」、JDは「みんな違ってみんな良い」の違いがあること。流行は”映える”から”CHILL(ほどよくおしゃれ)”へと変化していること。また、JKの8割は自分のことを”オタク”と思っているなどの報告に、大学生も納得顔で聞き入りました。
フルレポートは下記HPからダウンロード可能です。
https://teenslab.mynavi.jp/column/teen-cluster-2019.html
学生報告では3年生(5期生)の茂木結梨香から「大学生の購買行動」と題して、化粧品や服などをスマホで商品を見つけてから購入に至るまでにどのような情報接触と処理をしているのか、気持ちがどのように変化していくのかについて実例説明しました。
若者は購買プロセス全体を「ずっとときめいていたい!」という意向が強いことを発見し「幸福感が継続する”ときめき購買モデル” EIEEM」を仮説探求していることを紹介しました。
その後に、ご参加者とのダイアローグセッションに移りました。学生の購買意識と行動のリアルに関してのご興味は大きく、たくさんの質問をいただき大学生パネラー10名がお応えしました。
ゼミ生がミライの購買行動に影響する価値観の進化として「他人の目を気にして理想の自分の姿を発信する義務感に”疲れ”が見え始めていて、将来は自分らしさ(ありのままの自分)を知人や社会から寛容されることに、より大きな幸福感を味わう様になるのではないか」という「承認欲求から寛容へ」の予想を提言しましたが、ご参加いただいた方からも同様のご意見をいただきました。
マイナビ ティーンズラボの皆さまのご報告、ご参加の皆さまのご意見から、ゼミの研究活動に有意義な示唆をたくさんいただくことができました。皆さま誠にありがとうございました。
次回、第2回研究会は、10月7日(火)に開催いたします。
第2回ミライ・マーケティング研究会
~10-20代女性の心をつかんでプリントシール機トップシェア~
『 “盛れる”やトレンドを大解剖!ガールズターゲットビジネスの極意』
フリュー株式会社 ガールズトレンド研究所
研究員 西川 舞 氏
広報 白石 夏海 氏
日時|10月7日(月)午後4時から午後6時
会場|日本マーケティング協会(JMA) 六本木本部
東京都港区六本木3丁目5−27 六本木 ヤマダビル 9F
参加費|無料
主催| AgeMi!マーケ!2030事務局 産業能率大学 小々馬ゼミ
協力| 公益社団法人 日本マーケティング協会
詳細、参加お申し込みは下記をご参照ください。
https://www.kogoma-brand.com/news/9185/
皆様のご参加をお待ちしております!!