Future of Marketing / マーケティングビジョン

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パーパス

Future of Marketingの作成に寄せて

上記のメッセージは小々馬ゼミのメンバー全員が惜しみない時間を掛けて定義した私たちが信じるマーケティングのコンセプトです。「私たちはなぜ大学でマーケティングを学んでいるのか?」「私たちが将来、社会で活動する際にマーケティングを通じて実現したいことは何なのか?」私たち自身の存在意義(アイデンティティ)に関わる“マーケティング”というテーマを掘り下げてその意味を明文化したものです。

そして、「マーケティングで世界をハッピーに!」のパーパスは、私たちがマーケティングを通じて成し遂げたい「想い」をロゴマーク化したもので、私たちのゼミ活動の命題(テーマ)として胸に掲げ広く啓蒙していきたいと思います。

マーケティングのコンセプトは「消費者を満足させ売れる仕組みをつくること。」という定義を超えて、「人や社会のニーズとウオンツに応えて企業努力により価値のある製品やサービスを創造し、生活者がベネフィットと感じる価値提案を行うこと。」というより広い定義に進歩しています。

さらに近年、生活者の価値観やライフスタイルの多様化、ネットワーク社会の進展を背景として「より良い世界の実現」がマーケティングの目的であると提唱され、より高い次元へと発展し続けています。

私たちは現代を生きる企業にとって大切なことは、「より良い世界」の実現のために自身が為せること、そして為すべきことを自覚すること。そして、生活者と共に新しい価値を創造する活動を全社を挙げて行うことであり、この日々の経営努力がこれからの企業経営のあるべき姿だと考えました。

また、マーケティングコンセプトの発展について学んでいくプロセスで、マーケティングは企業が利益を追求するための経営手法として発展してきただけではなく、「人と社会がより良い方向に向かうために有意義な価値交換の社会的システムとしてマーケットをつくりたい。」というクリエイティブな想いが進化の根源となっていることに気付きました。

「より良き世界」とは、企業が生活者の立場に立ってマーケティング活動を適切に行なえば、何かが足りなくて充足したいというニーズを持っている者と、それを満たすことのできる価値ある何かを所有、あるいは創造できる者との間で有意義な価値交換が円滑に且つ公平に行われ、その結果として、生活者がより大きなベネフィットを得られるという社会の姿です。

こうしてマーケティングの定義を掘り下げるうちに私たちは企業や研究者が使用する難しく固い専門用語をなるべく避けて、生活者の視点と観点に立脚したなるべく易しい言葉でマーケティングの本質について伝えたいと思いました。そして作成したメッセージが、Future of Marketingです。
このメッセージは「マーケティングを通じて私たちが実現したい明日の姿」を表しており、私たちがこれからもずっと胸に抱き続けていく「信念」を表す言葉でもあります。

SDGsへの取り組み

私たち小々馬 ゼミの研究活動のパーパスである「マーケティングで世界をハッピーに!」は、2030年に向けて「より良い社会」を実現するための国際目標であるSDGsの考え方に合致しています。

創設以来、若者の価値観と消費行動研究を通して次世代の社会の幸せのカタチを探求していますが、SDGsの精神に共調し「人間を中心に置いてミライのマーケティングのあるべき姿」を考察していくことを宣言し、具体的には下記の6項目での社会貢献にベストを尽くします。

SDGs ワークショップの様子

小々馬ゼミが掲げる6つのゴール

  • ① 5. ジェンダー平等を実現しよう
  • ② 8. 働きがいも経済成長も
  • ③ 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • ④ 12. つくる責任 つかう責任 – 持続可能な生産消費形態を確保する –
  • ⑤ 16. 平和と公正をすべての人に
  • ⑥ 17. パートナーシップで目標を達成しよう

*SDGsとは、(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の略称で、
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年に向けて「より良い社会」を実現するための国際目標です。

詳しくは外務省のHPを参照ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html