こんにちは!1期生の塚田汐里です。
今回は相澤さやのアイディアで学生最後のブログを書くことになりました。
(私が最後だと思ったら意外とみんな書いてない?笑)
とはいえ、現在4月3日午前1時。入社式前日の夜です。
果たして学生最後のブログと言えるのか?といったところからこの記事は始まります。
私からは、小々馬ゼミらしからぬ【アナログの良さ】について話したいと思います。
ちょうど1年前の就活に疲れ始めた5月頃。私は初めて『写ルンです』を買いました。
きっかけは覚えてないけど、前からカメラに興味があって、就活の気晴らしに手軽な
写ルンですを手に入れたような気がします。
何気ない風景をレンズから覗いてシャッターを押す。
それでおしまい。
フィルムカメラって、どんな風に撮れているかは現像するまでわからないんですよね。
撮れたものが確認できないから、シャッターをきる1回が慎重になる。
1回しかシャッターをきれないから、目の前のものをより慎重に見つめる。
そうするとなんだか、特別で貴重な時間をカメラに閉じ込めた気分になります。
スマートフォンやデジカメのように『なるべく数を撮って、いい写真を選別する』ことよりも、
『見たままの景色を、一瞬だけ閉じ込める』フィルムカメラに私は魅了され、癒されました。
そこからなんやかんやで写ルンですを使い続け、冬には中古のフィルムカメラを買い、
この1年弱で600枚ほどの写真をフィルムカメラで撮りました。
その中には失敗もたっっっくさんあって(笑)
アイキャッチの画像もその一つです。
でも不思議と、『この写真いらない、削除』と思ったことは1度もありません。
綺麗に写っていなくても、その時慎重になってレンズから見た景色は忘れないし、
失敗した写真も、フィルムカメラらしくていいと思えるんですよね。
身の回りがどんどんデジタル化され便利になって行くこの世の中で、
アナログで不器用なフィルムカメラがどうも愛らしいのです。
撮った写真は現像してアルバムに残せば10年20年後、私にとって大変貴重な価値を見出すでしょう。
これがクラウドにできるかしら?
アナログの良さは、現在ではなく、未来に価値を置くところなのかもしれないと、
フィルムカメラを通じて感じました。
時々立ち止まってレンズを覗くと、私の心は再び豊かになるでしょう。
この記事を見てフィルムカメラが気になった方は是非、写ルンですから。
いつもより少し丁寧な時間を過ごせるかもね!
文責:塚田汐里