Publishing / マーケティング研究本の出版
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私たち小々馬ゼミはマーケティング研究本を出版します。
小々馬ゼミに入って1年半、私たちは多くの
プロジェクトに参加してきました。
これらの活動を通して、マーケティングを見て、聞いて、
学び、感じてきました。
そこから得たものをゼミ運営にご協力いただいている
アドバイザーの方々の
力をお借りして執筆しました。
私たち小々馬ゼミが目指すマーケティングの来るべき
2020年への希望を、この一冊にまとめました。
来たる2020年の消費をリードするのは現在の現役大学生である私たちです。1章では、世間から揶揄されがちな「ゆとり世代」を「スマート世代」と捉え直し、自らの価値観と消費行動について、ポジティブに等身大の言葉で表現しています。私たちが体現する幸せのかたちは2020年のマーケティングにどのような影響をもたらすのでしょうか。この本はどの章からでも読み始めることが出来る構成になっていますが、手に取った際にはぜひ一番初めに1章を読んで欲しいです。
2章では、「駅」という場面を切り取って未来を予想していきます。2020年以降、多様な価値観が混在する時代に必要とされる駅とは何か。それを説くためにまず2020年以降、私達がどんな環境下で、どんな生活者となっているかを創造しました。私達に必要な駅の未来像をご覧ください。
第3章では「ゆとり世代」と「アクティブシニア」と呼ばれる二つの世代が一同に介して行ったダイアローグ座談会の模様をレポートします。2つの世代の価値観、コミュニティとの関わり方、そして活用法の違いを確認しあうことから未来のコミュニティのあり方を創発します。SNS上に複数のアカウントを持ち、似た者同士が場面場面に柔軟に形成して拡張していく現代的なコミュニティが企業から見た市場になるという新たなマーケティングの視点を紹介します。
第4章では、先駆的なマーケティングに取り組んでいるケースとして「マルイのニーズマーケティング」を紹介します。ニーズマーケティングとは、世の中の未充足ニーズ、「人々があきらめていた普遍的なニーズ」を探求し、お客さまと一緒に商品開発を進めることで、ニーズの充足を実現する考え方です。私たちゼミ生が「お客さまと一緒につくるPB商品開発プロジェクト」に参加し実感したこれからのあるべきマーケティングの方向性、「本当に必要で欲しいと言われる商品づくり」についてレポートします。
2020年を機に、小中学生の学び方が変わります。キーワードは『1人1台タブレット導入』。これを先取りしている東京都多摩市立愛和小学校に訪問し、校長先生の教育現場に対する思いやタブレットを活用した子どもたちの未来についてお話を聞き、小学生たちに会ってきました。価値が多様化し情報が網羅する現代。子どもたちはどのように情報を選択し、自分らしさを発揮するのでしょうか。次世代の未来について予測します。