12月4日コンテンツビジネス研究所主催の公開講座第5回を開催しました。
今年最後の公開講座は、グーグル株式会社プロダクトマーケティングマネージャーの村口賢一郎様をお招きしご講義をいただきました。
村口先生はIT系コンサルティング会社から外資系広告会社、そしてBtoBグローバル企業など多彩なキャリアを経られたのち、グーグルジャパンに入社された現在は、BtoC市場を対象とするマーケティングとブランディングの革新に取り組まれていらっしゃいます。
今回のテーマは「ビジョンアウトブランディング なぜ、その企業は存在するのか」です。
マーケティングを行っていく上で、顧客を幸せにするにはどうするべきか、「ビジョンアウト」という言葉を初めて知り、とても参考になりました。ビジョンアウトとは、ただ売るためではなく自分たちの事業に対する信念そして「これから世の中はこうなる」という未来ビジョンを社会に伝えて、新しい価値を創り出すことであるとおっしゃっていました。
ご紹介いただいたP&GやNIKE、オロナインのビジョンを語るCMには涙がでるほど感動し、友人にもおすすめしました。ビジョンをもってモノ作り、そしてマーケティングをしている企業が身近にあることを考えさせられました。
「売れていてもビジョンが達成されていなければ失敗」という村口先生からお言葉は未来のマーケティングのあり方に深く関わってくる気がします!企業だけでなく、自分の存在価値も見つめなおす機会になりました。
また就職活動のアドバイスもいただき、自分にとってとても興味深い講義になりました。
今回の講義で2015年の公開講座は終了いたしました。ご講義いただいた先生方、ご来場の皆様そして運営にご協力をいただきました関係者の皆様にも感謝を申し上げます。
文責:澤田悠帆