8月20日（火曜日）公益社団法人 日本マーケティング協会 アカデミーホールにて『ミライ・マーケティング研究会』の発足を記念するキックオフ・セミナーを開催いたしました。

内容は下記の通り。
会場は150人を超えるご参加者で満席となり「若者マーケティング」に関する興味の大きさを実感でき、皆様より研究会の発足を応援いただく熱量をいただきました。ありがとうございます！

ミライ・マーケティング研究会 キックオフ記念セミナー
『2030年, 未来社会とマーケティングはどう進化するか』 
 – 次世代に消費中心層となる若者の意識と行動のリアルが見える- 

2019年　8月20日(火)  15:00～17：30　
 公益社団法人 日本マーケティング協会 アカデミーホール
主催｜AgeMi!マーケ！2030事務局　産業能率大学 小々馬ゼミ
共催|公益社団法人 日本マーケティング協会

基調講演には、若者研究の先駆者的存在である電通若者研究部、プロジェクトディレクターの吉田将英様に、「若い人のことがわかると、どんないいことがあるのか」と題して、企業が若者を研究する意義や期待できることなど本質的な枠組みについて説明をいただきました。講演の中では、今の若者の価値観と背景にある
「消費の選択肢増大」「情報量の爆発的な増大」「ひとのつながり量の増大」などの社会現象との関係に関して示唆の大きな解説をしていただきました。       

電通若者研究部のWEBページ
https://dentsu-wakamon.com/

 つづいてのダイアローグ・セッションでは、 
「若い人のことをどれくらいわかっているのだろうか？」
　と題して大学生を交えての対話を行いました。
パネリストは、産業能率大学 小々馬 敦
電通若者研究部　吉田将英 氏
 株式会社ウィゴー 代表取締役 園田恭輔 氏
日本テレビ放送網株式会社
情報・制作局プロデューサー　高 明希 氏
の４名。

園田様からはティーンズを対象とするビジネスから感じている新しいマーケティングのトレンド、高様には同氏がプロデュースされた学生に大人気のテレビドラマ「今日から俺は！！」で企画と広報宣伝においてポイントとしてことなどを紹介いただきました。
ご参加者からは「若い世代に向けての商品やサービスのコンセプトづくりのコツ、アプローチは？」「若い世代を対象とする調査はどのような調査手法なのか、またコツや課題は？」など実務に関する質問を多くいただきました。

ダイアローグで共通で語られたことは、「若い人たちは自分たちで物事を編集する能力があり、ものごとの価値は自分で決めたいと思っている」ので「企業が商品サービスのコンセプトをつくりこみすぎて伝えると、共感・同調する機会が狭まってしまう。」
「共感する軸、面白いと思うツボをたくさん提案して、ハッシュタグがたくさん繋がっていくように同調するコミュニティを増やしていくアプローチが有効。」「商品サービスの価値付けは若者たちにまかせて、どのように役立てているのか、何が面白いとときめいているのかをウオッチして市場にフィードバックしていくとコミュニティーが繋がり市場が広がっていくのではないか」という市場創造の新しいアプローチでした。次回の研究会でも引き続き考えていきたいと思います。

セミナーに登壇いただきました皆様。
共催いただきました日本マーケティング協会の皆様
そしてご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

次回はいよいよ第１回研究会開催！9月20日、下記の通り実施します。

第１回ミライ・マーケティング研究会
『 女子高生/女子大生の流行形成メカニズムとは！？』
　マイナビ ティーンズラボ様ご登壇

日時｜9月20日（金）午後4時から午後6時
会場｜日本マーケティング協会（JMA) 六本木本部
                東京都港区六本木３丁目５−２７ 六本木 ヤマダビル 9F
参加費｜無料

詳細、参加お申し込みは下記をご参照ください。
https://www.kogoma-brand.com/news/9121/

皆様のご参加をお待ちしております！！