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SNSで話題沸騰!若者の心を抉るクリエイター群像劇!

December 12, 2019

こんにちは!6期生の中野創太です!
 
クリスマスが段々と近づいてきましたね!街は煌びやかな雰囲気に包まれ、子どもたちはサンタクロースを今か今かと待ちわびていることでしょう。笑 なんだか自分まで心躍ってきます!
 
突然ですが「才能がない」自分がそれに気づいたのも、まだサンタの存在を信じていた子どもの頃でした。小学生のころ、スポーツを習っている子の将来の夢は、ほとんどがプロのスポーツ選手だったように思います。
私も例外ではなくその中の一人でした。しかし学年が上がるにつれ、いつの日か夢であったはずの希望は、現実的な展望へと切り替わっていきます。
 
 
「左ききのエレン」という漫画をご存知でしょうか?
2016年3月から2017年9月まで「cakes」というブックアプリで掲載され、同年10月からリメイク版が「ジャンプ+」にて連載、今年の10月には神尾楓珠さんと池田エライザさんのW主演でTBSとMBSにてドラマ化もされています。
主題歌はポルカドットスティングレイさんが手掛け、またこちらも10月に横浜で「左ききのエレン展」という展覧会が開催されるなど、今若者の間で、話題沸騰中の漫画でもあるこの作品。
今回はこの「左ききのエレン」についてこの場を借りて少しご紹介させていただきます。
 
 
 
「天才になれなかったすべての人たちへ」
私はまず最初、このキャッチコピーに強く心を掴まれました。
「天才になる」という強烈なワードと、それに連なる「すべての人たちへ」というどこか儚げなメッセージ性。非常にセンス溢れるコピーだと感じました。
次に表紙を見たところ、どうもスポーツ漫画のようには思えない。一体どんな内容なのだろうか。自分が左利きなこともあり(笑)、気になってさっそく読み始めてみると……今まで読んだ漫画のどのジャンルにも属さない内容!!!
そして圧倒的な心理描写のリアルさと、名台詞の連続にページをめくる手が止まらなくなりました!!!
 
主人公は大手広告代理店に勤務している光一。才能はない、だけれど「普通」の人生は嫌だ。才能がない者は一体どうすればその人生に抗えるのか。毎日ガムシャラにその問いの答えを探していきます。
一方で、絵描きの天才でありながら、絵を描く事でしか自分の存在価値を見出せず、その孤独感と幼い頃のトラウマによって苦しむもう一人の主人公、エレン。
この二人の対比に加え、物語には他にも多くのユニークな登場人物が登場し、話が進むにつれ、キャラクター達の人生は複雑に絡み合っていきます。
 
夢を追いかけている人も探している人も、これから社会人になる人も既に社会で戦っている人も、そして天才も天才になれなかった人も…現代を生きる全ての人に知ってほしい作品です。
漫画もドラマもどちらも非常に面白いので!!気になった方は是非チェックしてみて下さい!!
 
参考サイト: https://www.mbs.jp › eren_drama
https://www.shonenjump.com › ellen
 
文責:中野創太