若者と社会がより良い関係性を築けるヒントを探る
プランニング&クリエーティブユニット
電通若者研究部 吉田将英さん
Q|主な活動内容を教えてください。
私たちの未来をデザインする活動は例えば下記のように多様な範囲に及んでいます。
- 商品開発・商材提案
- 広告・販促コミュニケーション企画
- ターゲット研究…平成生まれ学生調査、
男子美容意識調査、女の子まる分かり調査、若者のブランド意識、若者のTV意識、ファッションEC利用実態など - オリジナル調査モニターの構築
- コンテンツ開発・監修…TV番組、アプリ監修、雑誌企画監修など
- イベント企画・開発
- セミナー講演…社内研修メニュー、イベントスピーカーなど
- 学生団体・大学サークル・関連有識者などのコーディネイト
いくつかのプロジェクトを紹介します。
具体的な情報は、新しくしたばかりのWEBサイトでご覧いただけます。
Q|若者研究をされている目的は何ですか?
社会がミライに近づくとき、その先端には若い人たちがいます。彼らと向き合いたいと、2010年に電通総研は10-20代を取り巻く環境や社会問題を分析する研究プロジェクト「電通若者問題研究所」を立ち上げました。(後に「電通若者研究部」に改称)
いつの時代も若い人たちは、上の世代からいろいろと言われながらも、新しい感性や新しい考え方で半歩先の未来を象徴する存
在なのだと思います。彼らの持つ、しなやかさやたくましさの中に社会がミライに向かうヒントが隠されていると期待していますし、電通ワカモンは、若い人たちのリアルな実態・マインドと向き合い、彼らの“今”から半歩先の未来を明るく活性化するヒントを探るプランニングとクリエーティブのユニットとして活動しています。
Q|今後、どのような活動をしていきますか?
若い人たちと社会がわかり合える未来はきっと明るいという信念のもとで、若い人たちの力と世の中を結び新しい未来を作るのが、私たち電通ワカモンの使命だと思っています。
若い人たちと社会の間に立ち双方とフラットに向き合いながら、若い人たちの新しい感性や考え方で、企業だけでなく日本社会の活性化までも目指しています。
これからも、若い人たちの生活実態にとことん迫り、彼らのインサイトからこれからの未来を予見し、若い人たちと社会がより良い関係を築けるような新しいビジネスを実現していきます。
「世代」の境界線を壊したい!という思いを“若者と企業のベータ版創造プロジェクト“で実現していきます。
「βutterfly」は、これまで電通ワカモンが学生のみなさんと運営してきた共同プロジェクトの数々を一つに統合した大きなプロジェクトの名称で、よりお互いの相乗効果を高めた形で、企業や団体のみなさんとの共創プラットフォームに昇華しました。
若い人たちの視点・発想・個性を、何か新しいことにチャレンジしようと思う企業とミックスし、ビジネスのβ版を生み出していく活動です。イノベーションに必要な企画力と実現力を持った若い人たちと企業の、就職ともインターンともアルバイトとも異なる新しい関係性のプロジェクトを次々と推進していきます。
写真は、βutterflyの月に一度の共創ワークショップの様子
サークルアップ 大学サークルなどの団体管理アプリ。全国の高校・大学生3500団体、約6万人のユーザーが登録しています。 |
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書籍で研究成果を発表
「なぜ君たちは就活になるとみんな 同じようなことばかりしゃべりだすのか」(宣伝会議) |
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「若者離れ」(エムディエヌコーポレーション) | |
「広告のやりかたで就活をやってみた」 (宣伝会議) |
電通若者研究部 電通ワカモン 概要(2019年3月現在)
株式会社電通
設立年|2010年 12月
メンバー|東京本社・関西支社・中部本社に計19名
コンタクト|d.wakamon@dentsu.co.jp
WEBサイト(下のQRコードから)|https://dentsu-wakamon.com/