若手社員が立ち上げた20代を中心とするチームで
若者研究を実施！

取材させていただいた亀田 憲 所長、渡辺庸人 主任研究員

Q|若者研究されている目的は何ですか？
2014年に、ひと研究所の前身の研究部署にいた若手社員が「若者は人口ボリュームが小さいという理由もあり、マーケティングや社会の中でないがしろにされ、生きづらくなっている。そんな現状を解決したい！」という思いから、部署横断の若者研究チーム「ビデオリサーチわかものラボ」を立ち上げました。

これまで、生活実態や価値観、商品購入など様々なマーケティングに関する研究活動をしてきましたが、特に最近は、メディアを研究する中で、環境が変化し、若者とメディアの関係も大きく変化していることを実感しています。

若者は上の世代よりトレンドに敏感であり、またいつかは社会の中心になります。その若者の今のテレビやデジタルメディアなどの視聴実態を理解することから、やがて現れる未来のテレビ視聴についても把握したいと考えて研究を進めています。

Q|今後、どのような活動をしていきますか？
テレビやデジタルメディアの今後を中心に研究や発信活動をしていく予定です。現在は、高校生から20代前半を中心ターゲットとして研究を進めていますが、さらに下の世代の中学生や小学生とその親のテレビやデジタルメディアの視聴を研究しなければならないと考えています。

さらに、視聴者本人だけでなく、親や家庭の中の環境という視点でも研究をしていきます。　メディアの環境が変化していく中で、メディアの未来はどうなっていくのか？生活者とメディアの関係はどのように変わっていくのか？というテーマを切り口として活動を続けていきます。

このテーマに関するメディア業界（企業）からの相談も既に頂いており、課題を抱える企業や有識者の方々とともに、この問題に真正面から向き合っていきます！

AgeMI！マーケ！2030で高校生のメディア生活時間を見える化したシークエンス分析を報告します！

上記は「若者セグメント図」訪問取材日：2019年1月7日ビデオリサーチ本社にて