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企業が抱えるライブな課題にチームメンバーとして参加するプロジェクト

September 06, 2016

こんにちは。4年の田中大智です。

「プレスリリース編」に引き続き、小々馬ゼミのコンテンツを紹介します。5回目は「プロジェクト編」です。

 

小々馬ゼミでは企業が直面している実際のマーケティング上の問題を解決するために、多様な専門性を有する実務家の方と協働する“ハンズオン・プロジェクト”に取り組んでいます。企業の商品開発やマーケティングチームにメンバーとして参加したり、企業活動をライブに実体験することで専門的な資質を高めています。

 

今回は小々馬ゼミが取り組んだ“ハンズオン・プロジェクト”の実例を3つ紹介します。

 

“ハンズオン・プロジェクト”はゼミ生全員で参加するものと、業界/テーマに興味を持った数名が参加するものがあります。

 

【缶コーヒーブランドのリ・ブランディング プロジェクト】

最初に紹介するのは、1期生のゼミ生全員で取り組んだ
【缶コーヒーブランドのリ・ブランディング プロジェクト】です。 

リ・ブランディングとは…
 既存のブランドを再定義すること。時代や顧客の変化によって既存ブランドのイメージを変え、より効果的なブランドにすること。商品コンセプト、パッケージ、PRなど変更するものは多岐にわたる。

今回のリ・ブランディングは、カテゴリーインサイトを探り《新カテゴリー》の【商品ブランド】を開発することです。

 

企業からブリーフィングを受け、コーヒー市場の市場環境分析をして新たな飲用機会を定義しました。

そこからマーケティング戦略を立て、ブランドの価値提案の定義、ブランドアイデンティティの開発をして提案しました。

 

 

 こちらの報告書はダウンロードができます。
リ・ブランディングプロジェクト

大学生であるゼミ生ならではのインサイトを発掘し、コーヒーについてのイメージを変える提案ができたと思います。

 

PB(プライベートブランド)開発プロジェクト

次に紹介するのは、ファッション業界に興味のあるメンバーが参加した
【PB(プライベート ブランド)開発プロジェクト】です。

 

株式会社 丸井 様にご協力いただき、マルイのレディスシューズ、バッグなどのPB商品開発チームでニーズ調査や商品企画会議、モニター検討会など商品開発の全体のプロセスをチームメンバーとして参加しました。

 

先進的なマーケティング手法を取り入れて商品開発を行なうマルイのPB商品開発チームに参加することで、リアルな課題を目にすることができ実務経験を積むことができました。

 

プロジェクトの詳しい内容は2016年3月に出版した小々馬ゼミマーケティング研究本「2020マーケティングはこう変わる」(Amazonで販売)に載っています。ぜひご覧ください。
↓書籍出版ページへ

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未来の駅を考えるプロジェクト

3つ目に紹介するのは前述と同様にテーマに興味のあるメンバーが参加した
【未来の駅を考えるプロジェクト】です。

 

こちらは、株式会社ジェイアール東日本 駅消費研究センター 様にご協力いただき、現代社会の生活で不可欠な電車による移動に注目したマーケティングについて考察しました。

 

私たちの親世代(1960年代~80年代)と現代(1990年~2015年)では、社会/生活者/都市・技術の観点からどのような相違があるのか。またどのように進化してきたのかをテーマ別に研究し、その延長線上にある<近未来の駅の姿>を予測しました。

 

このプロジェクトは、株式会社ジェイアール東日本 駅消費研究センター センター長 加藤肇 様のご支援をいただき、約3か月間をかけて研究しました。

 

こちらも詳しい研究内容や近未来の予測などは「2020マーケティングはこう変わる」(Amazonで販売)に載っていますのでご覧ください。 

↓Amazonでの購入サイトへ
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今回は小々馬ゼミが取り組んだ主なプロジェクトを3つ紹介しましたが、小々馬ゼミでは他にも数多くのプロジェクトに取り組んでいます。

常に4つ以上のプロジェクトを並行して進めており、複数のプロジェクトを同時にこなす実社会と同じ環境を作っています。

 

このようなことが学生にできるのも、ご協力いただく企業様や経験豊富な実務家の皆さまのおかげです。この場を借りて改めて感謝申し上げます。

 

また、社会人と同じよう企業様と学生との間で秘密保持のため念書を交わしています。学生一人ひとりが自覚と責任を持ちプロジェクトに参加しています。

 

 

最近は企画に大学生ならではのインサイトを求めて、多くのプロジェクト要請をいただきます。

小々馬ゼミに参加してみたい。大学生のインサイトをマーケティングに活かしたい。など小々馬ゼミとの協働プロジェクトを検討していただける方はぜひご連絡ください。

 

教授への連絡窓口

→ brand-m@mi.sanno.ac.jp または 080-4600-3044(研究室直通)

 

 

次回も小々馬ゼミのコンテンツマーケティングについて紹介したいと思います。

 

 

文責:田中大智