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今、女性が「ラップバトル」に夢中!?

October 24, 2019

こんにちは、6期生の犬飼莉菜子です。

吹く風もさわやかな秋晴れの日が続いていますが、皆様お健やかにお過ごしのことと存じます。

突然ですが、皆さんはラップというジャンルの音楽はどんな人が聞くものだと想像しますか?カッコいいストリート系の男の人でしょうか、それとも東京生まれHIPHOP育ちのいかついメンズでしょうか?

女性が聞くものというイメージはあまり持っていない人が多いと思います。しかし今、若い女性の間で新しいジャンルのラップが話題となっています。

超人気声優たちがラップバトルを繰り広げる、その名もヒプノシスマイク、通称「ヒプマイ」。公式YouTubeのチャンネル登録者は60万人以上、動画の総再生回数は約1億8千万回にものぼる人気大沸騰中のヒプマイは、キングレコード内レーベル・EVIL LINE RECORDSが手掛ける男性声優18人による音楽原作キャラクターラッププロジェクトです。ラップ音楽と二次元を掛け合わせたニュージャンルとして若い女性の間でバズっています。

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かくいう私もヒプノシスマイクからラップにハマってしまったヒプマイ女子のひとり。女性とラップの親和性を紐解いていこうと思います。

イケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュク、ナゴヤ、オオサカの6ディビジョン、計18人のそれぞれ個性的なキャラクターがラップでバトルをするというストーリーが魅力のヒプマイ。それぞれファンたちはイケメンキャラクターを、アイドルのように「推し」を作って応援するという楽しみ方をしています。

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彼女らに愛される大きな理由は、なんといってもハイクオリティな楽曲です。HIPHOP界の重鎮、Zeebra、ラッパ我リヤ、餓鬼レンジャーやミクスチャー音楽の先駆けでもある山嵐が楽曲提供をするなど超豪華なプロが手がけています。

また、キャリア豊富な声優陣も魅力の一つ。ドラゴンボールや機動戦士ガンダム、アイドリッシュセブンなどに出演されています。特に注目なのが、ドラえもんのジャイアン役の木村昴さん。見事なラップに魅了されるファンも非常に多いです。

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ではなぜ、いままでラップを聞かなかった層にヒプマイは響いたのでしょうか。その秘密は、間口の広さにあります。ラップが好きな人もそうでない人も、非常に多くの入口からヒプマイに踏み込みやすいことがファンを引き付ける一つの要素です。アニメが好きな人や、絵が好きな人、もともと好きな声優がラップを歌っているのを応援している人や、楽曲提供をしているラッパーやアーティストたちのファンもおり、様々な入り口からヒプマイを好きになれるそうです。

今までは「ラップ」と「若い女性」は遠い存在で、ターゲットになり得ないと考えられていました。しかし、既存のものを組み合わせて新たなジャンルを開拓し、潜在顧客の開拓ができるということがわかりました。今までラップに関わりのなかったターゲットには全てが新しく新鮮な提案になったのではないかと私は考えています。ひとつのビジネスモデルとしてもヒプノシスマイクは興味深いものだと思いました。

来年冬、2020年3月に33,556人の収容ができるメットライフドームにてコンサートイベントが行われます。これからも影響の波紋を広げていくヒプマイから目が離せません。

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参考サイト:https://hypnosismic.com       https://www.youtube.com/channel/UCLQwZQHMTRqeeUSzZt5ii6g

 

文責:犬飼莉菜子