1月19日(木)
日本マーケティング協会に「EIEEBモデル」の論文(ワーキングペーパー)を投稿しました。
今回の論文は、株式会社インテージ 事業開発本部 先端技術部 技術開発グループの穴澤純也様との連名での投稿です。
同協会のHP上に掲載されましたのでお知らせします。
下記よりダウンロードできます。
タイトル:
EIEEB:Z世代を想定した新しい消費行動モデルの提示と定量的検証
要約 :
SNSが普及した現代のZ世代が描いた消費行動モデルの新規提案と定量アンケート調査を元に因果仮説モデルの妥当性と世代差の検証を行った。既存の代表的消費行動モデル AIDMA、AISAS について振り返った上で、新規モデル EIEEB(イーブ)の背景・概要を解説する。また、定量調査結果を用いて、EIEEB の因果仮説モデルとしての定量的妥当性と世代間の差違を検証する。
SNSが普及した現代のZ世代が描いた消費行動モデルの新規提案と定量アンケート調査を元に因果仮説モデルの妥当性と世代差の検証を行った。既存の代表的消費行動モデル AIDMA、AISAS について振り返った上で、新規モデル EIEEB(イーブ)の背景・概要を解説する。また、定量調査結果を用いて、EIEEB の因果仮説モデルとしての定量的妥当性と世代間の差違を検証する。
集計の結果からは情報探索や消費傾向として、Z世代が自発的に複数の情報源から情報探索を行う傾向や、好きな有名人が持っているものを買う、いわゆる推し消費を行う傾向が示唆された。
共分散構造分析・多母集団同時分析からは、EIEEB を想定したモデルの妥当性と、同モデルがZ世代、ミレニアル世代、X世代の 3 世代に共通して当てはまることが確認された。
多母集団同時分析の世代間の比較結果から、Z世代はどのような購買基準で購買してもその後の情報発信に結び付くこと、Z世代とミレニアル世代は失敗回避するために意欲的に情報探索を行うことが示された。
EIEEB関連情報
新消費行動モデルEIEEBモデルをゼミ学生が発想した経緯と、
各世代への当てはまりの実証の経過に関してはこちらのNEWS記事をご覧ください。
各世代への当てはまりの実証の経過に関してはこちらのNEWS記事をご覧ください。
「私たちが提言した新消費行動モデル”EIEEB”の妥当性が確認されました!
また、インテージの森本瑠奈様が、同社の「知るギャラリー」に、EIEEBモデルにあてはめてブランドマーケティングを検証された記事が掲載されていますので、是非、参照ください。