#Voices from Home『今、Z世代からマーケッターに伝えたいこと』連載(第12回)
コロナ禍状況下で大学生の意識と行動がどのように変化しているかの現状を調べるために、緊急事態宣言の発出(4月7日)から約1週間後の4月15日に大学生を対象にヒアリング調査を緊急実施しました。調査結果からトピックスを紹介します。
【調査の概要】
・回答者数:188名 大学生 134名、社会人(卒業生)54名
・調査方法:ServeyMonkeyを利用したインターネット調査
・調査期間:2020年4月15日(水)〜4月18日(土)
・質問内容:・現在の生活状況
・メディア接触と信頼度
・新しく始めた行動・変化した意識
・生活で工夫していること
・今、不安に感じていること
・今、企業に期待していること
・今、企業に伝えたいこと
・今、社会に伝えたいこと など
【新型コロナウイルスが流行する前と比べて、インスタグラムやツイッターなどSNSで発信する内容に変化があれば教えてください。(自由回答)】
メッセージ一を抜粋してご紹介します。外出自粛状態が始まり1週間が経った時点での声です。
・面識がある人から教えてもらった情報だとしても、 新型コロナウイルスに関する情報は発言しないようにしている。
・マイナスな内容が増えた
・発信はしないがみんなが自宅での写真を載せている
・今まではしょうもないことを呟いていたが、気が滅入ってしまって投稿する回数が減った。
・バイト先の愚痴が多くなった
・いままで抱いたことのなかった不安をつぶやくようになった。
・ 出かけたことについての投稿ばかりだったが、 それがないので投稿することがなくなった。
・Twitterで独り言を呟くことは一切なかったが、 自宅時間が増え孤独を感じ呟くことが増えた。
・友達に絡む回数が増えた
・片付けした後の部屋の一部やお菓子を作った、ネイルしたなど自分についての投稿が増えた。
・特に発信することがなくなった
・毎日の朝食の写真を載せるようになった
・愚痴が増えた
・みんなに会いたいしか発信してない
・家での出来事を投稿するようになった
・ストーリーを上げる頻度が増えた
・友達と遊ばなくなったから、何も発信しなくなった
・みんな神経質になってる
・みんな暇なのかストレスたまってるのか知らんけど優しい心を持ってツイートすべき!
・おうち時間をつけたストーリーを発信するようになった。
・外で撮った写真などの投稿やストーリーが減った。
・お家でどう楽しむか、こう楽しんでいるなどの内容が増えた
・出かけたときの写真などをあげなくなった代わりにその日みた映画や見つけたいいバンドなどサブカルチャーに関する発信が多くなった
・外出する予定がないので、家で撮った写真か過去に撮った写真を投稿するようになった。いずれも頻度は下がった。
・他の人に質問する系が増えた
・サブアカウントに作った料理載せた
【解説】
今までは、外出先での様子(イベント)を投稿することが主流だったことが改めて理解できました。外出機会が減ったので投稿頻度が減ったという学生が多い反面で、おうち時間の過ごし方、特に普段できないこと(料理やお菓子作り、お掃除など)をしている様子を投稿することを楽しみにしばらくしていなかった投稿を始めたという学生も多くみられた。
特に大学生のTwitter投稿は最近は下火になっていましたが、また呟きを始めた学生が多くいます。
今日も、最後までメッセージを読んでいただき、ありがとうございました。
次回は「外出自粛で食生活はどう変わったのか?」についてレポートします。
連載中の「ゼミ生の自宅での過ごし方を紹介するブログシリーズ」も併せてご覧ください!
大学生の1日の行動を時間毎にご覧いただけます。
#家にいよう『大学生の1日〜おうち時間の過ごし方〜』第12回